パパ活で失うものは？後悔する前に知っておいてほしいこと

豪華な食事に高額なお手当、ブランドバッグのプレゼント……

パパ活は、一見すると女性にとって嬉しいことばかりに見えます。

華やかなパパ活女子を見て「自分もあんなふうに楽しく儲けたい」と思っている女性もいることでしょう。

しかし、その実態は楽しいことばかりでもないようで、パパ活を後悔している女性もいらっしゃるようです。

パパ活で失うものとは？続けるとどのようなリスクがあるのでしょうか？

パパ活を初める前の方はもちろん、パパ活初心者もぜひ確認しておいてくださいね。

パパ活で失ってしまうものは？

パパ活とは、経済的に余裕のある男性と一緒の時間を過ごし対価として金銭を得る活動のこと。

男性と良好な関係を築き、男性に楽しんでもらう。

女性はその対価としてお手当をいただく、いわゆる接客業のようなものです。

ですので、パパ活している女性の精神的負担が大きいだけでなく、友人や家族に相談できないことも多いでしょう。

まずはパパ活を続けていくと失ってしまうものについてご説明します。

1.金銭感覚

パパ活で大成功して大金を得てしまうと、金銭感覚がズレてしまうことがあります。

豪華な食事にハイブランドのプレゼント。高級マンションを借りてもらったり、外車のプレゼント、海外旅行……

日常生活では縁のないであろうリッチな体験が続いてしまうと、元の生活水準に戻すのは困難になってしまいます。

リッチな生活を忘れられず、一般女性の価値観とずれてしまうと、借金を重ねてしまったり、風俗で働き続けることにもなりかねません。

パパからの金銭援助が永久に続くわけではありませんので、稼いでいるうちに自分の身の振り方を考えておいたほうがいいでしょう。

2.仕事・アルバイトへの熱意

パパ活は短時間で高額なお手当をいただけること、空いた時間で活動できることから、普通に働くのがバカバカしくなってしまうかもしれません。

一般的なアルバイトでは時給1,000円程度。就職しても20代女性の初任給は20万円に届かないことも多いです。

一方、パパ活女子の平均収入は月15万円程度だといいます。

短い拘束時間でこれだけ稼げるのですから、仕事を辞めてパパ活だけに時間を割けば、もっと稼げるのでは……と思うのは当然のことなのかもしれません。

3.同年代の男性への関心

パパ活男性は自分よりも年上で優しく、紳士的に接してくれますよね。

そして高級レストランや旅行に連れて行ってくれたり、大人の遊びを教えてくれたりと、同年代の男性とはできない体験の機会を提供してくれます。

誕生日やイベントでのプレゼントも、ハイブランドをくれることも多いです。

同年代の男性だと、お食事は割り勘でサイゼや居酒屋などチェーン店。考え方も子供っぽくて、喧嘩してしまうことも少なくないですね。

どうしてもパパと彼氏、同年代の男性を比べてしまうため、同じ世代の男性だと物足りなく感じてしまうこともあります。

4.恋愛・結婚への理想

パパ活する男性は、既婚者が多い傾向にあります。

そのため「結婚しているのに別の女性との恋愛するの？男性はみんな浮気するものなの？」と、結婚に対する理想が失われたり、男性に対して不信感を持つこともあるでしょう。

また、男性から暴言を吐かれた、お金で大人の関係を迫られたなど、酷い扱いを受けてしまうと、男性嫌いになってしまう可能性も……

パパ活では、いきなり大人の条件を聞かれることも多く、性欲むき出しの男性からのメッセージを受けることも日常茶飯事。

お食事だけでやっていくことの難しさ、パパ活の嫌な側面で精神的に負担がかかると、その後の男性を見る目も変わってしまうかもしれません。

5.貞操観念・羞恥心

しっかりとした意思を持たずに男性からの誘いに流されてしまうと、後悔することが多くなります。

「パパ活だから」と、最初から割り切ってできるなら問題ないでしょうが、今まで彼氏としかそういう関係になっていない女性には、精神的にきびしいかもしれません。

「パパはいい人だし、体の関係になってもいいかも」と思ったとしても、自分の精神的なメンテナンスは忘れないようにしてください。

一度大人で活動してしまうと、次の誘いへのハードルが下がるので、貞操観念が失われてしまう可能性はあります。

6.友人・彼氏・家族からの信用

彼氏持ちでパパ活をしている女性は多いですし、既婚者女性も活動されています。

最近では彼氏公認のパパ活女子もちらほら見かけるようになりましたが、大半の彼氏はパパ活がバレると大喧嘩、最悪別れることになるかもしれません。

既婚者女性の場合だと、パパ活＝不倫と認定されることは間違いないでしょう。

肉体関係がないパパ活だったとしても、不信感を持たれてしまいます。

パパ活にいい印象を持っていない友人の場合だと、離れて行ってしまうかもしれません。

パパ活をして失うものが多い人とは？

パパ活で後悔している女性は、パパ活が全く楽しくなく苦痛だったり、トラブルに巻き込まれたり、何らかの悪影響を受けた女性です。

この章では、パパ活で多くのものを失いかねない人の特徴をご紹介します。

思い当たる特徴があるなら、安易にパパ活を始めないほうがいいかもしれません。

目標を持たずにパパ活を始めた人

ただ何となくパパ活を始めたという人は、要注意です。

パパ活を始めるきっかけはさまざまありますが、何らかの理由があって始める方、興味本位で始める方に分かれます。

奨学金返済、生活費の補充など金銭的な余裕がなくパパ活を始めた場合は、返済の目途や足りない金額が明確なので、その目標に合った計画を立てることができますよね。

貯金をしたい、起業したいなどの場合も目標金額の目処は立ちやすいはず。

しかし、お金の使い道がはっきりしていないと、つい贅沢をしてしまったり「楽に稼げるから」と、パパ活から抜け出せなくなってしまいかねません。

たとえば、ホストにお手当をつぎ込む、ブランド品を買い漁りSNSに投稿し承認欲求を満たす、など。

一度脚光を浴びたり、贅沢を簡単に手に入る心地いいものと思ってしまうと抜け出せなくなるものですよ。

意志が弱く押しに弱い人

良く言うと「お人好し」で、他人からの押しに弱いタイプもパパ活は避けたほうがいいでしょう。

大人NGでパパ活していても、男性から口説かれることは多いです。

意志が弱い女性だと、何とも思っていない男性の誘いを断りきれないこともあるでしょう。

大人の関係OKでパパ活をしたとしても、男性からの無理な要求を断れずにトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

お手当を貰えない、後払いで騙された、いかがわしい写真がネットに流出したなど被害に合わないためにも、はっきりとした意思表示は必要です。

気持ちのリセットが苦手な人

パパ活アプリで大人の関係を断ると、まれに暴言を吐かれることも。

それに反応して激しく言い返したくなる気持ちもわかりますが、こういったときはこちら側が大人の対応をするのがベストです。

言い返してしまうと、逆にこちら側が暴言で通報されたり、相手がさらに逆上するかもしれません。

また、顔合わせで条件が合わずにお断りする時に嫌味を言われたり、パパ活についてお説教されたりと、思うように活動できない時もあります。

そのようなときに嫌な気持ちを溜め込んだままでいると、精神が疲弊してしまうかもしれません。

警戒心が薄く騙されやすい人

パパ活には「地雷パパ（地雷P）」と呼ばれる、迷惑な行為をする男性も紛れ込んでいます。

なかには最初から女性を騙すことを目的とした男性もいるということです。

「今日は手持ちがないのでお手当は銀行振込に」
「パパ活よりももっと稼げるバイトがある」
「顔をさすとマズいのでホテルの部屋で待ち合わせしよう」

落ち着いて目を通すと嘘だとわかると思いますが、高額なお手当をちらつかせて言葉巧みに誘導されると、ついつい話に乗ってしまうかもしれません。

人をすぐに信用してしまう女性、騙されやすい女性、自分は大丈夫と根拠のない自信がある女性は特に気を付けてくださいね。

パパ活で失うものを減らすコツ

パパ活をして人生が悪い方向へ行ったり、心や体に深い傷をつけることがないように、自分を客観的に見ることは大切です。

何かを失ってしまって後悔するより、できれば失う前に気付きたいものですよね？

この章では、パパ活で失うものを減らすコツをご紹介します。

向いていないと思ったらすぐに辞める

パパ活はすぐに始められて、いつでも辞められます。

パパ活アプリの場合だと、退会してアプリをアンインストールすればデータは消えてしまいます。

経済的に余裕がなくてどうしてもパパ活が必要な時は、せめてお付き合いするパパを選んでください。

いいなと思える男性に気に入ってもらってお手当を上げてもらえれば、少しは楽になると思います。

また、パパ活程は稼げませんが、通話やメールのみで男性と会わずにできるチャットレディなども検討されるといいかもしれません。

パパ活のゴールを決めておく

「学校を卒業したら」
「目標の貯金額を達成したら」

というように目標を立てて、パパ活を辞めるタイミングを決めておくのもいいでしょう。

生活費にお手当を充てている人は、できるだけ本職のお給料で生活すること。どうしても足りない分のみお手当を利用して、少しの自己投資、余った分は貯金をしておくといいと思います。

そうすることで派手な生活になりにくいですし、貯金ができることで精神的にも楽になりますね。

また、パパ活男性は資産運用に詳しい方が多いので、信頼できる方に少し相談してみるのもいいかもしれません。

優先順位を明確にする

パパ活とプライベートを切り分けるコツは、優先順位を明確にしておくことです。

パパ活よりも仕事優先なのは当たり前。

彼氏がいるのであれは、パパ活よりも彼氏との約束を優先するのです。

誕生日やクリスマスなどイベントはお手当を多めにもらえたり、プレゼントを貰えることもあります。

しかし、こういったイベントではプライベートを優先させるべきです。

実際の自分の誕生日ではなく別の日を誕生日として伝えることも一つの手ではありますが、この場合はパパに教えた誕生日を忘れないように注意しましょう。

また、パパ活が彼氏や家族にバレてしまうと信頼を失ってしまう可能性大。パパ活バレの対策は手抜かりなく行ってくださいね。

パパ活のバレを防ぐ方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

パパと丁度いい距離感を保つ

パパのことを好きなフリや、気になっていると匂わる。

いわゆる色恋営業をしてしまうと、パパから本気の好意を向けられるかもしれません。

深刻な場合はストーカー化してしまったり、パパ活をバラすと脅されることもあるようです……

「ガチ恋させて引っ張るといい」と考えている女性もいますが、危険が伴いますので注意しましょう。

疑似恋愛を楽しむのがパパ活です。

しかし男性に「恋人ではなく、あくまでもパパである」ことを自覚してもらうように、いい距離感でのお付き合いを心がけましょう。

大人の関係を持つならルールを徹底する

大人の関係にかぎったことではありませんが「お手当をプラスする」と言われても、自分の意志を変更してはいけません。

お手当をプラスすると要求が通るとわかると、その要求がどんどんエスカレートする可能性もあります。

万が一のことを考えて、低用量ピルを利用して定期的に検査をするなど、体のメンテナンスはしっかりと。

精神的にも負担がかかると思うので、厳選した男性のみとだけ大人をしてもらえればと思います。

パパ活をしていない友人・男性とお付き合いする

パパ活をしていると友人関係が面倒くさくなったり、バレることを心配して疎遠になることもあります。

パパ活をしている友人とだけのお付き合いになると、ちょっと贅沢なカフェやランチが普通になり、金銭感覚のズレに気付きにくいかもしれません。

彼氏がいない女性は、マッチングアプリでパパ活目的でない男性と時々デートしてみるのもいいと思います。

お金にならないデートの時間は無駄！って思いがちなので、同年代の男性とデートを楽しみ、通常の恋愛する感覚を忘れないようにしてくださいね。

結婚願望があるなら特に、上手に婚活も進めていきましょう。

常に警戒して気を緩めない

パパ活を始めたばかりだと警戒心があるものですが、慣れてくると気が緩むこともありますね。

男性を見る目が養われてきたのは確かだったとしても、決して過信してはいけません。

大人NGなら絶対に個室は避ける、安易に車に乗らない、お手当は現金など、初心を忘れないことも大切です。

信頼関係のあるパパでも、既婚者の場合は家族にバレないように徹底することを忘れないでくださいね。

まとめ：パパ活を短期間で終わらせると、失うものは少ない

パパ活をすると金銭感覚が崩壊する、贅沢な暮らしがやめられなくなると思われがちですが、実際に金銭感覚がずれてしまうような大金を稼いでいるパパ活女子は、ほんの一握り。

本当に失うものは、信頼や人生観など、お金では取り戻せないものばかり。

成功しているパパ活女子は、短期間で集中的にパパ活をして、目標が達成されるとサッと辞めるものです。

失いたくない大切なものがあるなら、それを優先すること。

パパ活をしている間でも、しっかりと人生設計をしておくこと。

パパ活は永遠に続けるものではないので、短期間でできるだけ楽しんでみてください！